あなたの強みを友人は把握していますか?


 

少し想像して下さい。

あなたの友人はある相談を受けました。

 

その時、自分には解決できないと判断し、
誰かを紹介したいと考えています。

 

その相談の内容は、
あなたが扱うジャンルです。

 

その時、友人が考える候補の中に
あなたは存在していますか?

 

もし、あなたが得意とする
ジャンルにも拘わらず、
あなたが浮かばないようであれば、
あなたの強みは友人には伝わっていません。

 

先日、こんな出来事がありました。

その出来事とは、ある保険屋さんが紹介をして欲しいというので、
「何のお仕事をしていますか?」と質問したのです。

 

「生命保険です」と、その人は答えました。

 

「それは、分かっています。では僕が、数候補がある
保険屋の中で、あなたを選ぶ理由を、教えて下さい。」と
再度、質問し直したのです。

 

すると、その人は、こう答えました。

 

「他社との違いはありません。保険商品はどこも似たようなものです」

 

これでは、数人いる保険屋さんの中で
その人をなぜ優先して紹介しなければいけないのかが、分かりません。

 

「では、商品が同じであれば、なぜ、
僕は、あなたを優先的に紹介するんですか?」と
聞きました。

 

「私は、お客様のことを考え、一生懸命仕事をします」と答えたのです。

もうこれでは、話になりません。

 

努力や誠実、一生懸命というのは、仕事をする上で、あって当たり前の要素です。
これらは、選んでもらう理由にはなりません。

 

そして、最後に「何か、あなたしかない特徴はありますか?

もしくは、あなたが過去のクライアントで共通している案件とかありますか?」
と質問しました。

 

ここでようやく、「飲食店の独立起業系で・・・などなど」
ここまで引き出さないと、自分の強みにすら気づいていないのです。

 

これは、同じような商品を扱っている人は、
特に注意する必要があります。

 

そして、導入期は、なんでも屋さんでもいいのですが、
参入者が多くなると、専門性を高めて行かなければ
選ぶ理由がなくなります。

 

もう一度、あなたも友人に聞いてみて下さい。

もしかしたら、自分の仕事のことをきちんと
理解してもらえていない可能性があります。

 

もし、友人であってもあなたのことを
把握できていないとしたら、
他人は、あなたのことをすぐに忘れます。

 

しかし、明確にあなたの強みを伝え
他社ではまだ解決できない悩みをあなただけは
解決することが出来るとしたらどうでしょうか?

 

しかも、それが他人の記憶に残る形で
意識付けされているとしたら、

あなたが扱うジャンルの相談を受けた際に
真っ先に思い出してもらえ、紹介のお話が来ます。

 

あなたにしか解決できないと友人が
判断すれば、マージンなど払う必要もなく
あなたが指名されます。

 

もう一度、聞きます。

「あなたにしか解決できない」商品やサービスを
あなたが扱っていると友人は正確に理解できていますか?

 

今回のようにただの保険屋では
義理で声はかかるかもしれませんが、
正直期待などできません。

 

自分でも何が得意で何が強みで
他社と何が違うのかが理解できていなければ、
友人があなた以上のことを分かるはずありません。

 

何でもできるは、「何も専門的ではない」と
言っているのと同じです。

 

あなたは、同じお金を払うなら詳しい専門家から
サービスを受けたいと思いませんか?

 

その為にも、

専門性をしぼり、○○と言えばあなたと
認知されるようになるまで絞って下さい。

 

 

⇒ 億万長者が教えてくれた「独立起業の成功法則」

 

 


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